RSS

世代間連鎖・エネルギー視点から考える子育て

 

7.公園にて

 

 1週間ほど前、二人の子供たちを連れて近くの公園に行きました。水が流れる公園で、二人は下着一枚になって大はしゃぎでした。そこには、4〜5歳くらいから小学校高学年くらいの子ども達が7,8人、連れだって来ていました。私の実家のすぐ近くに母子寮があり、その前にある公園には、似たような感じの子供たちが集団で遊んでいることがあります。家族のようでもあり、ちょっと歪んだような力関係が見られることがあります。

 

 共通してみられるのは、表情の乏しさです。個々のご家庭に戻ればそんなことはないのかも知れないので、もしかしたら親御さんは気がつかれないこともあるとは思いますが、集団のエネルギーというものがあるのです。「寂しい、甘えたい」、という、冷たいような、うつろなようなエネルギーに思えます。

 

 6歳の長女は、その中の同い年くらいの男の子に興味を持ち、水をかけたりと、ちょっかいを出していました。その子は長女に、怒ってしつこく水をかけてきました。応援の子も来たので、どうしようかと思いましたが、すぐ近くにいて少し様子を見ることにしました(さすがに複数の子に囲まれて水をかけられるようなら止めようと思いましたが、それはありませんでした)。

 

 頭からずぶぬれになった長女は、泣きながら私のところに来ましたが、ふいてやると、また流れに入って遊んでおり、やはりまだ男の子と遊びたそうに追いかけたり追いかけられたり、何度も水をかけられ、泣きながらももうイヤだとは言いませんでした。男の子は、ちらちらと私の顔色を伺っていましたが、怒られる様子もないと安心したのか、大泣きした長女を仲間に入れてくれたようでした。ひとつの、力関係を作る洗礼みたいなものなのでしょう。


 

 その後、その子たちは公園内の別の場所で、ある遊具をずっと占領していたのですが、その遊具を使いたかった長女は、私に、譲ってくれるように頼んでくれと言いました。どうしようかと思ったのですが、「誰もお母さんが来てないから、お母さんが行ったらおかしいから、自分で頼んでごらん」といいました。不満そうな顔をしていましたが、その後一番年上そうなお姉さんに交渉に行き、ちょっとした偶然も重なって何とかその遊具で遊ぶことが出来ました。また、その後長女はその子たちがボール遊びをしていた中に無理矢理(?)入れてもらって遊んでいました。

 

 我が儘に育てすぎたかと思っている長女で(ブランコ乗せて、と強引に乗るが、代わって、といわれてもなかなか代わらないなど、現在少しずつ譲ることを学んでいる途中)、よく大声で泣く泣き虫ですが、自分の要求を通すためには、臆さず挑戦していくという強さには、我が子ながら素晴らしいと感心させられます。
 本当に、親は、木の上に立って見るというその字のごとく、はらはらどきどきしながら遠くから見守るだけですね。

 それにしても私たち親子の姿をじっと見ていたあの子供たちの飢えたような目。そして子供たちのあり方が今でも目の前に蘇ります。あの子たちの力関係は、健全には見えませんでした。年上の子が上とか、力が強そうな子が上とか、そういう序列ではなさそうでした。たぶん、あの子たちの親たちの序列なのだと思います。
そのことは、事項に記します。

 

  

コメント投稿フォーム

小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

コメント

 

 

こころとからだの関係を学ぶ〜ホリスティックな世界への招待

 トライアングルのセラピスト・小林純子の通信講座。心、体、魂、そしてホリスティックな生活に関する知識や実践法などを紹介しています。