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世代間連鎖・エネルギー視点から考える子育て

4.しまったと思ったこと

 

 当時5歳の長女は最近とてもおしゃれになってきました。特にビーズの指輪が大好きです。私も昔を思い出し、花模様のビーズ編みで指輪を作ってあげました。長女は喜んで、全部指にはめて保育園に行きます。また、自分の宝物を嬉しそうに、(一応隠し)持っていきます。もちろん原則として、そういうものは保育園に持って行ってはいけません。いくらダメだといっても持って行くので、まずいなぁとは思っていました。


 

 ある日のこと、保育園に送っていったとき、長女は何か持ってきたものを見せびらかしていました。先生が、「○○ちゃんは宝物がいっぱいでねぇ」といいました。私はとっさに、「すみません、もってきちゃだめだって言ってるんですが、どうしても隠して持ってきてしまって・・・」ふと振り返ると、長女はべそをかいて、口をへの字に結んでいます。
  しまった!やってしまった!・・・・・私は、自分の見栄を選んでいました。「私は持ってくるなっていったのに、この子が勝手に持ってきて・・・」

 

私はその時、自分が悪者になりたくなかったのです。私はただ、「済みません。これから気をつけます」とだけ言っておけばよかったのでした。
 すぐに気がついたので、私は長女の目を見て言いました。「これは、○○ちゃんの大事な宝物なんだよね。みんなに見てもらいたかったんだよね。」
長女はうなずいていました。「そうだよね。これ、素敵だもんね。でも、みんな欲しくなっちゃうから、これからは持ってくるのをやめようね」にこにこ笑っている長女をしっかり抱きしめ、お別れの儀式をして保育園をあとにしました。


 

 

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