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じゅねさんの子育てマニュアル 

41.子供が嘘をつく、ということ                        

2006/2/14(火) 午後 4:32

  今日は、アサーショントレーニング4回目でした。

 今回のテーマは『身近な人とのコミュニケーション』

 この辺は、父との葛藤を抱えている私もやりたかったことで、幸い、短い時間だったけどロールプレイをさせて頂くことが出来ました。

 内容は省略しますが、ポイントは、「挨拶+αのあとは、さわやかに逃げること」でした。
今度実家に行った時に父が絡んできたら、是非チャレンジしてみたいと思います。結果報告を楽しみにしていて下さい。


 今日のロールプレイの中で、「7歳のお子さんが嘘をつく」という事例がありました。

言うまでもなく、「嘘をつく」というのは、子供からのSOSです。「お母さん、私を受け入れてくれないでしょ」「でも、本当は受け入れて欲しいんだよ」というメッセージだと思います。

 自分の中で印象的だった子供とのやりとりがあります。前に少し触れたかもしれません。

 5歳の息子が、自分に気を向けてくれなかった私に対して、足のつぼを押す木の棒で、私の足の指を思いっきり押したのです。目から火花が飛び散りそうなほどの痛さでした。

 当時私の抱えていた怒りというのが、たまたま、幼いころ「父から叩かれた痛み」に対するものでした。だから、痛い!と思うと同時に、「何するのよ!」と大声で怒鳴り、思い切り息子の頬を叩き、その上思い切り頭も叩いてしまいました(--;)。
 それほど、「痛み」は私の中に爆発的な怒りを呼び起こしました。自分でも、全く歯止めがききませんでした。本当に反射的に出てしまったのです。

 また、私のその姿は、激高して幼い私に拳を振り上げていた父の姿そのものでした。

 当然、息子はショックを受けて大泣きしました。それほどに母の怒る姿を見たことなかったからでしょう。つぼ押しの棒だったから、と言うわけではありませんが、本当につぼにはまってしまったのでした・・・m(_ _;)m ゴメン!!。

 子供の泣き声に我に返った私は、「ごめんね、Rくん、悪かった。でも、ママすごく痛かったんだよ」と謝りました。息子は泣きじゃくりながらようやっと言いました。「Rくん、ママにいい気持ちにさせてあげようと思ったのに」(つぼ押しの棒ですから・・・)「ああ、そうだったんだ、Rくんは、ママにいい気持ちにさせてあげようと思ったんだね、わざと痛くさせようと思ったんじゃないんだよね」「うん、うん」


 その後のことです。何かあると、息子は、「ママはRくん嫌いなんでしょ、だって、Rくん、あのときだってママにいい気持ちにさせて挙げようと思ったのに、Rくんのこと怒ったじゃない」と言うようになりました。「そうだったよね、悪かったね」

 それは結構長期間続きました。何かというと、あのときのことを持ち出すのです。
そしてある日、ふと、「この子の中には、何かひっかかりがあるのではないだろうか・・・」と思ったのです。直感だったのですが、再度この会話が出た時に、思い切って言ってみました。

「本当はさ、Rくん、あのとき、ママに痛い思いさせてやろうって、思ったんでしょ?ママがちっともRくんの方を見てくれないから、わざとやったんだよね?」

 「うん」と、彼は大きくうなずきました。「ああ、そうだったんだ。ママに振り向いて欲しかったんだよね」


 それ以降、一度も息子はそのことを引き合いに出しません。


 鬼のような形相の母に、恐くて思わず嘘をついてしまったんでしょうね。可哀想なことをしました。でも、きっとそのことを私が信じて、それに対して私が謝っている間に、彼は嘘をついていることが苦しくなったのでしょう。

 本当の事を言えば、最初の時も、息子が嘘をついたかも、と、ちょっとは思ったのですよ。でも、彼がそういうのだから、それを信じよう、受け入れてあげようと思ったのです。「本当に自分を信じてくれている人を、人は裏切れない」そう日頃教わっていたので、実践しようと思いました。


  
 ストレートな娘に比べて、息子は、ちょっといじけているところがあります。親の責任なのですが、どうしてもイタズラな息子に「こら」「だめ」ということが多かったのです。特に、自分の幼いころと重ねてしまう夫は一時期息子の一挙手一投足に対して、過剰に怒っていたのでした。

 そのうち何が起こったかというと、娘の大事なものを隠したり、嘘をついたりが始まりました。これはまずい、ということで、夫とも話をし、息子に対してできるだけ「だめ」を減らし、愛情の表現を増やすように努力しました。
 そのかいあって、だいぶそういったことがなくなったのですが、一度そうした傾向ができると、修正するのが大変です。

 マイナスのストロークを子供がつきつけてきたら、親はとにかくプラスで返す。これが基本だと思います。すでにこの傾向が固まりつつあると、挑発されるので難しいのですが、極論で言えば、叩いてきたら、抱きしめる、ということをするくらいの覚悟が必要になるかもしれません。

 

  

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