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じゅねさんの子育てマニュアル 

  

37.今、目の前の子どもを見る                        

2006/2/1(水) 午前 10:59

 

 最近、5歳の息子が大変お兄さんになってきました。頼もしさを感じる反面、寂しさも感じます。以前は、保育園に送っていくとなかなか離れず、抱っこしたり手を持ってぐるぐる回したり、手遊びしたり、などなど別れの儀式がとても長く、その後も、「お仕事頑張ってね」「早く迎えに来てね」と、なかなか帰してもらえなかったのですが、今じゃ、「バイバイ」や、「いってらっしゃい」もなく、さっさと友達と遊んでいます(T.T)。

 家では、というと、まだまだ甘えん坊です。お姉ちゃんが叩いたと言っては泣き、「ダメ」といえば泣き、指しゃぶりしながら、べたべたとくっついてきます。
 でも、それも少なくなってきました。あと数年で、抱っこ、といっても来てくれなくなることでしょう。

 保育園の儀式は、当時他の保護者の方から冷たい目で見られていました。「余計なコトして」という気持ちがひしひしと伝わってきたものです。自分の子どもが同じようにまとわりついてきたら、会社に間に合わないじゃない。迷惑だわ。という感じだったでしょうね。
 一時は私も考えました。でも、「他の方に恨まれてもいい。私は、この子との後からは取り返せない時間を大事にしよう」と思いました。

 子どもにせがまれて、同じように別れ際に遊ぶ親子も数名見かけるようになりました。

 たしかに、目の前の時間は大切です。「わかってはいるけど仕方ないじゃない」という気持ちもよくわかります。

 「子育て」は、たいてい「しただけのことが返ってくる」ものなのだと思います。プラスのことも、マイナスのことも。
 転居前に通っていた保育園は私立で、父母会の力がとても強く、親は全員毎年何かしらの役を請け負い、やれ夏祭りだ、秋祭りだ、運動会だ、と、なかなか大変でした。
 でも、保育園の雰囲気はとても良く、子供たちも先生も、職員の方達も皆家族のように仲良しで、幼児クラスからは縦割り保育、ということもあり、本当に一つのコミュニティーが出来上がっている感じでした。先生方も、親の相談によく乗ってくれていました。
 大変だったけど、自分が関わった、という満足感はとてもあります。

 子どもにせがまれて、時間を気にしながら渋々別れの儀式をした保護者の方もいらっしゃることでしょう。でも、きっとそのことは、数年後、余裕が出て振り返った時にとても良い思い出になっていることと思います。

 余裕が出たら子どもとの時間を楽しもう、などと考えていたら、一番大切な「時」を逃がしてしまいます。今、目の前にいる子どもの目ををしっかりと見て、幸せな時間を共有してあげて頂きたいと思います。
 この「時」だけは、どうやっても戻すことができないのですから。

 

 

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