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じゅねさんの子育てマニュアル 

 

33.「序列」・・・複数の子どもを育てる場合               

2006/1/18(水) 午後 3:08

 

 一人っ子だから必要でないということではないのと、「うちは、お兄ちゃんとか、お姉ちゃんとか、そういう枠には一切とらわれずに自由に育てたい」という方は読み飛ばして下さい。

 序列、というのは、とても大切なことです。家の中で序列をつける、というと、変に思う方がいらっしゃるでしょうか? おじいちゃん→おばあちゃん→お父さん→お母さん→第1子→第2子→第3子・・・というような序列を、家の中できちんとつけることです。

 何かを渡すとか、一つの大きな物を皆で切り分けて取る時とか、おやつを配る時とか、この順番に配ります。

 この中で、子どもは、自分の位置づけというのを知ります。子どもというのは、あまり待遇が良くない、ということも知ります。一人前になったら、もうちょっといいことが起きるぞ、ということも知ります。自分より下に誰かが来ると、自分が上になることも知ります。そして、順番を待っていれば必ず自分の番が来る、ということも知ります。

 保育園、幼稚園で年少さんから始まり、年長さんになると、小学校1年生になります。こうしたことも、家で自然と順番を待つこと、序列があることを身体でわかっていれば、それほどとまどうこともないでしょう。昔は近所の子供たちが縦割りで遊んだので、自然に序列を覚えることができましたが、今はなかなかそんな機会はありません。小学校で収集がつかない事態になったり、目上のことを目上とは思わずになれなれしくする新社会人など、こうした家庭での序列ができていないことも関係するのではないでしょうか。

 今は、特に都会では「家のあととり」ということも少なくなりましたが、これも序列を無視して育てると、なかなかうまくいきません。長男をあととりにしたいなら、そのように扱っていかなければならないでしょう。
 つまり、小さい頃から長男を厚遇する。継ぐ家がある場合、あまり家にいるより外に出て自由にやった方がよっぽど楽、というように育ててはまずいわけです。家にいれば、至れり尽くせり、良い物も食べられて、良いことがある。外の社会でやっていくより、うちの家業を継いだ方が得だぞ、と思わせなければならないので、やはり兄弟の中でも一番でいられなければ、自分も苦しいし、下もついてきやしません。

 だから、親は長男が例え次男よりできが悪くても、うまく立てていく必要があります。親の腕の見せ所ですね。下の子は、家にいてもばからしいので、自分の力でやっていくことを考えていくでしょう。その代わり、ある程度のびのびと自由に職業も選んでいけるわけです。

 女の子は、あまり厚遇すると、結婚して自由がなくなったり、他家へ嫁ぐ、ということには耐えられなくなるでしょう。自分の家に入れることを考えるのなら別ですが、お嫁に行って欲しい、とか、相手のお家でうまくやっていって欲しいと思うのでしたら、冷遇する、というのではなく、すんなりでていけるよう、それなりの育て方をする必要がありますよね。

 一番上をきちんと立てて育てると、下の子が上の子の決めたことにすんなりと同意したり、上の子もちゃんと下の子のことを思いやって考えることができるようになるはずです。

 
 自分がしている勉強とは別に、以前、あるビジネスの成功セミナーでその講師が同じ事をお話しされていました。また、今所属している教育団体には、法人部門があって、そうそうたる企業が参加されているのですが、そうしたお話を聞く中でも、「序列」の大切さはよく話題に上ります。

 企業を経営する方々が、「序列を間違うと、恐い」とおっしゃるのです。

 ご自分の家庭に照らし合わせて、家の中に序列ができているか、できていないままだと10年後、20年後にどうなっているか、序列ができたらどんな風な家族になるか、そのまま10年、20年たったらどんな風になっているか、ちょっと想像してみませんか?

 

 

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