じゅねさんの子育てマニュアル
29.あたる?叱る?怒る?
2006/1/7(土) 午前 8:29
今朝の新聞の投稿に、「江原啓之スペシャル・天国からの手紙」を読んでというのがありました。江原さんの「今の親は子どもをしかるのではなく、当たるのです。愛情があればしかることができる」という言葉に反省させられた、というものでした。
それはそうですよね。子どもじゃなくたって、相手の機嫌が悪いのをこちらにあたられたのではたまりません。親の保護下にいる子どもだったらなおのこと、逆らったり、それに反抗したりすれば、余計に我が身に災難が降りかかることもあるでしょう。
でも、そうはいっても親も生身の人間。時には機嫌が悪くて子供に当たることもあるのではないでしょうか。それがすべて「いけない」と考えたら、子育てが苦しくて仕方ないですよね。
必要なことを叱り、愛情はたっぷり注ぐ。そして子どもらしくのびのびとした子に・・・。たぶん、子どもを持つまでは、そういう風に子育てをしたいという思いに胸をふくらませていらした方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。
でも、現実は目の前にまったくこちらの思惑と全く違う生き物がいたとしたら・・・?
なぜ、たいしたことでもなさそうなのに子どもが受け入れられないと思う時があるのでしょうか。
それは、自分が育てられてきた環境と深く関係しています。「ありのままの子どもをそのままで良いと受け入れる」つまり、「良い子でなくても愛しているよ」というメッセージが与えられ続けていれば子どもは自分を愛することができるようになります。 でも、悲しいかな、人間というのは、自分がされてきていないことは、なかなかできないものなのです。自分が許されてこなかったことを、子どもに心から喜んで許すなどということは普通はできません。
子どもの頃の親との関係を振り返ってみて下さい。ご両親はあなたの存在を、そのまま受け入れてくれていましたか?何でもかんでも「だめだめ」と言われてこなかったですか?そのときあなたはどう感じましたか?文句があるならば、今、言い返せるならば、その相手は誰ですか?
答えを言ってしまえば、親に言えなかった文句を、そのままわが子にぶつけているという構図があります。つまり、あたる相手が違うのです。そのことに、頭で理解するのではなく、身体で理解する、腑に落ちる、すとんと落ちる、という風に、自分なりに納得できれば、子どもに対してあたる回数も目に見えて減ってくるはずです。
そして、もうひとつ大切なこと。親子の信頼関係をしっかりと築くことです。これは長くなるのでまた別に書きますが、親と子が、しっかりとした信頼関係にあれば、少しくらい親が怒ったって、あたったって、それほどの害はないと思われます。信頼関係ができていなければ、まず、そこを作り直すことが大切です。 そのために使えるテクニックに「傾聴」があります。一言だけここに書いておくならば、子どもが言ったことなどに頭に来た時、すぐに怒るのではなく、ちょっとつぶやいてみたらいかがでしょう。「そういう考え方もあるのね」
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