じゅねさんの子育てマニュアル
2005/11/17(木) 午前 11:46
小学2年生の娘は、週に1度、区の「ことばの教室」に通っています。大好きな「授業」から帰ってきた娘は、何だか怒っていました。
芸術の秋、のこの季節、こちらでも学習発表会があり、その演目を、娘は「三匹のこぶた」だと信じていたらしいのですが、決まったのは「天狗ちゃんとだるまちゃん」でした。 先生によると、「そんなお話知らない!」と怒ってしまったそうです。
長いすの上に突っ伏している娘に、「そうか、Mちゃんは、三匹のこぶただと思ったんだよね」「Mちゃんは、一番弟のこぶたがやりたかったのかな?」「Mちゃんは、三番目のこぶただったんだよ」「そうかぁ、三番目のこぶたがやりたかったんだよねぇ」
娘はまだむすっとしたまま、そこにあった『ななちゃんのたんじょうび』という絵本を手にとって声を出して読み始めました。少しの間聞いていたのですが、私も読みかけの本を取り出して隣で読んでいました。しばらくして、結末の所まで来ると、「仔牛が生まれたんだって」と、嬉しそうに話してくれました。「そう、仔牛が生まれたんだ」
「じゃあ、学校に行こうか。『天狗ちゃんとだるまちゃん』のお話、ママ知らないから、図書館で借りてみようかな」「天狗ちゃんはね、うちわで仰ぐんだよ」「へぇ、そうなんだ。Mちゃんは、どの役をやりたいの?」「Mちゃんはね、小さいだるまちゃんなの、もうそういうことになってるんだよ」「ああ、そうなの。Mちゃんは小さいだるまちゃんなんだね」
もう、やりたくないとか、そんなことは一言もいいません。帰りの自転車の上でもごきげんで鼻歌を歌っていました。
ポイントは、「三匹のこぶた」の、主役のこぶたを演じたかった、それができなくて悔しい、悲しい、という気持ち、わかるよ。という共感を持って話しを聞いてあげたことなのだと思います。7歳の娘には、もう、「それが決まったことのだ」というルールに従う必要がある、ということは、理解していても、そんなのやだ、私はこっちがやりたいのに!という不満の感情は処理できなかったのでしょう。
繰り返しますが、応用編はもちろんあります。何かしらこちらがフィードバックしたり、道理を話したり。でも、やはり、その前にはまず「聴く」訓練が大切だと思います。「子どもにわかるように言い聞かせなければ」「ちゃんと教えてあげなければ」「正しい方へ導かなければ」「親の言いたいことを伝えなければ」・・・そんな思いが強く出る場合は、ご自身が、親から「ありのままの自分を受け入れられたことがあまり無いのかもしれない・・・」ということを一度考えてみたらいかがかと思います。
Good Luck!
母は「お袋」と言いますよね。大きな袋を持って、子どもがはき出す感情を、袋の中にみんな入れてあげればいいらしいですよ。何でも出てくるドラえもんのポケットならぬ、何でも入ってしまう、魔法のポケットでしょうか・・・
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