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じゅねさんの子育てマニュアル

  

17.「いただきます」の意味って?                    

2005/11/15(火) 午前 10:21

 

 先日の某新聞の投稿欄に、ある学校で、生徒の親から、「給食費を払っているのだから、うちの子には『いただきます』を言わせないで下さい」という話があった、という記事を見て唖然としました。

 『いただきます』って、お金で換算するということを考える人がいるということに、今まで気づきませんでした。まさか、そんな風に考えている方々が他にもいらっしゃるとは思っていないのですが(希望的観測?)もしかして他にもいらっしゃるのでしょうか・・・?

 でも、現代、出来上がっている物がなんでもお金を払えば手に入る時代ですから、自分で稼いだお金で手に入った物は、「自分の力で手に入れたもの」、と勘違いしている人が多いのは確かなのでしょう。

 毎日使っているPCはもちろん、着ている服だって、みかん一個だって、いえ、目の前の割り箸一本、
私たちが自分一人の力で手に入る物は無いのではないでしょうか。
 
 私が心の勉強として取り組んでいる倫理研究所の学びでは、食事の時も感謝の言葉を述べて食べるということを教えてくれます。「自然の恵みと、この食事が食卓に上るまでに多くの人の働きがあることに感謝して、私たちの命を与えてくれる元となる食べ物に感謝をして慎んで頂きます」というようなことを述べるのですが、とても大切なことだと思います。キリスト教でも、食事の前には祈りますよね。
 

 今まで自宅ではやっていなかったのですが、最近は家でもちゃんとした方がいいかなぁと思っています。

 命でも同じだと思います。60兆個もの細胞の中にあるDNAが、核分裂をおこしながら確実にコピーされるなどということは、はっきりいって奇跡の世界だと思いました。間違ってコピーされる場合もあるわけで、誰でも少しずつ、許容範囲内の小さな奇形の部分は持っているのではないでしょうか。そんな中で生まれてきてくれた命を、「我が物」と考えることから親子関係というのがおかしくなっていくのだと思います。

 「この子を立派に育てなさい」という天の意志から子どもを授かり、育てさせて頂いて、社会へと送り出してお返しする。その間に自分たちも学び、成長させて頂く、というのが子育ての意味なのだと思います。

 今の自分が必ずしもそれを実行できているとは思いませんが、思い出しては、自分に言い聞かせています。

 

 

  

 

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