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エリート回復者からのメッセージ

 

3.家族の矛盾                                 

2005/8/3(水) 午後 10:27 

 

 昨年、移転のため、下の子が保育園を転園しました。個人情報の保護のためか、上の子の小学校に名簿がないのにもびっくりしましたが(仕方ないのかも知れません、日常的にとても不便)、今度の保育園の名簿の保護者欄は、ほとんどが母親名なことにとまどいを覚えました。まず、保護者欄に一人しか名前が載りません。どちらか一方をというときに、父親がいても母親の名前を書く人が多いのだと思われます。また、保護者欄が空欄というのも数名見受けました。

 確かに今の時代、離婚や未婚、またその他あまり外に知らせたくない事情も増えているのかも知れないですが、私としては何だかそこに触れてはいけないものを感じて考えてしまいます。

 自分が問題ある家庭に育ち、同じように問題を起こしている家族に共通するものは、家族に秘密がある、触れてはいけない部分がある、だから他人も中に入れない、という閉鎖的な面があるということです。
 大人同士の間で「聞いてはいけない」雰囲気があれば、子どもは敏感に察知します。そのことは子どもに良い影響は与えないと思えるのです。

 そして、家長という言葉を聞かなくなった現代、家の中の「父親」の位置づけはどうなっているのでしょう。世帯主や子どもの保護者なんて父でも母でもどっちでもいいじゃないかということなのでしょうか。でも、物事がうまくいくために大切な法則の一つに「序列」がある。男尊女卑という視点でなく、父親がいる場合は父を主とする意味があるのではないでしょうか。家族の位置づけというものは決まりが必要だと思うのです。
 
 今の時代、男女のことに言及すると、すぐに男尊女卑だのフェミニズムだの、問題が微妙なところに入り込んで訳がわからなくなってくるので、文字だけの世界ではあまり書かないことにしておきましょう。
でも、本当はシンプルなのだと思うのです。 

 家族の中の序列が乱れるところに子どもの混乱が起きてくると言えるのではないでしょうか。目上や親、教師に対して尊敬の念を持たない。先輩や上司の言うことにも耳を傾けない。そうなる背景には、必ず育った家族の序列に問題が見られるのだと思います。
 
 古くさい慣習など、意味がないと思う人が多いのではないかとは思いますが、その中には、実に大切な要素が含まれていることがあります。物事がうまくいっていないとき、それは今まで過ごしてきた中に、大きなルールを無視して、または知らずしてうまくいく道筋からそれている可能性が高いのです。
 そのことに気づいて本道に戻ることができれば、たいていの場合、自然と修復されていきます。

 夫に問題があって別れたとしても、夫の悪口は子どもに絶対に言わないことです。どんな父親であっても、子どもにとっては自分の中に半分血が流れているのです。ましてや、その相手を一度は自分の責任に置いて選んだのです。その半分の血を否定するようなことは、絶対に言ってはいけません。それは、子どもにとって虐待となるのですから。

 

 

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