エリート回復者からのメッセージ
26.力の落差を縮める
2006/2/22(水) 午後 4:05
恐怖による父の支配が長かったので、現実には父とはすでに力関係が逆転しているにも関わらず、私は父の一挙一動に恐怖を感じてしまいます。
私の中で父はもうこのままで構わない、というものも出来てきてはいますが、それ故実際に会った時も波風を立てまい、とするあまり、私は小さくなっている事が多かったのです。
でも、それは子供たちによくない影響を与えるのではないか、と思うことも最近多くなりました。息子は私の実家系統の顔立ちのため、「おじいちゃんとよく似ているね」と言っていたのですが、そのことが息子の心を傷つけていることに気づいたのも最近のことです。 それと同じ理由で、「パパの子どもの頃によく似てるから・・・」と言っていたのも、実はよくない影響があったようです。 おじいちゃんに似てる→おじいちゃんのようになる(頑固で、恐い顔していて、怒鳴ったり、怒ったりばかりで、誰も近づかない。→孤独→ボクもきっと大人になるとおじいちゃんのようにひとりぼっちになる
パパに似てる→パパは○○(ちょっと内緒)→ボクもいずれはパパのようになる→どうせボクなんか・・・(このあたりは夫を大事にしきれていない私にも多分に責任あり)
子供にしてほしいことは親がその通りのことを実践し、してほしくないことは絶対に親がしない。これが大原則であるのだから、親は大変である。
で、やっぱり私が父の前で小さくなっている姿を見せるのは、良くないのだろうと考えました。人間の存在、魂の重さは対等なのだ。というところを自ら見せたい、と思ったのです。
そのために、やはり私が小さくなっている私の在り方が、父を助長させている、部分もあるのだろうと思います。
とはいえ、凄まれると今でも恐い。椅子から独りで立ち上がることもできない相手なのに、です。
幸い、アサーショントレーニング4回目にその場面のロールプレイをさせて頂くことができました。私が父役。私を演じてくれた方が、自分には全くそういった経験はない、という方で、父役の私がどんなに凄んで暴言を吐いても、にこにこしながら「子供つれてきたよ〜」「ああ、そうよね〜」とまったく相手にせずに言いたいことを言ってくれました。 そして、先生がアドバイスをして下さったのは、「この方(父)はもう変わりません。この辺でさっと退却しましょう」。
実は、以前カウンセラーにも同じことを言われたのですが、なかなかそのタイミングが計れなかったのです。
さわやかに立ち去る。
そして、今独学で学んでいることがあるのですが、そこにも、「怒りをあらわにしてくる人には、怒りで対応するのではなく、でも、強い口調ではっきりと対応する」、とありました。
そこで、たまたま日曜日に実家に息子を連れてでかけたので、試してみることにしました。母は一日留守にしているので、どうしようかと思ったのですが、ヘルパーさんがきてくれていて、父は機嫌が良いようでした。
息子は、家に入る前に、必ずインターフォンを鳴らします。この日も「やめなさい」をいう間もなく押してしまっていました。いつもなら子供に、ごあいさつしなさい、と言うのだが、この日はそれも言わなかったら、息子はさっさと二階へ行ってしまいました。 で、意を決してダイニングにはいると、ヘルパーさんが明るい声で「こんにちは。」と言ってくれたので、こちらもはっきりとした声で、「こんにちは。お父さんもこんにちは。今日も息子つれてきたわ」と言いました。
父は、「何だ、さっき(インターフォンが)鳴ったが、いったい何があった?(良く聞き取れないがたぶんそんな感じ)」ほれ、からんできた、と思ったが、わざと明るい声で、「ああ、ごめんなさい。あれ、私の息子よ。ほら、私の息子が鳴らしたのよ」と言ったところ、ぼそっと「何だ、孫か」と言ったのである(笑)。
「そうそう、それじゃまたあとでね〜」とさわやかに(?)退散。
やはり、一応心の奥底では「孫」だと認めているらしい。
「のれんに腕押し」どうもこれが良さそうだと思いました。何かいわれても、小さくならずに大きな声で「あら、そうだったの」「ああ、そうよね〜」と受けたら、自分の言いたいことをさっさと伝えてさっさと退散する。
昨日のアサーショントレーニングでは、私が小さくなっている態度が、相手に、「自分は偉いのだ」と錯覚させ、力の落差がどんどん開いていく、ということもわかりました。 父の思うつぼ、にはまらないように今後努力しようと思います。

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