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エリート回復者からのメッセージ

 

2.天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)         

2005/7/4(月) 午後 4:01

 

 僧侶(真宗大谷派)である夫に教えてもらうまで、釈迦が生まれたときに言ったと言われる言葉、「自分が一番この世で尊い」というくらいのことしか知らず、あまりよい意味だとは思っていませんでした。

 実は、夫と知り合うまでは、仏教も釈迦の教えも、宗派の違いもよく知らなかったのです。だいたい実家には仏壇もなかったし・・・。

 だから、上の意味の後に、「そしてひとりひとり、誰もがそういう尊い存在であり、つまりはどの命も皆尊いものだから、他人も自分(が尊いのと)と同じように(尊んで)大切にしなければならない」ということだと聞いたとき、ちょっと感動してしまいました。

 いろいろな方面から親子問題を読み解きたいと思い、最近は「母性神話」についての本(そんなものは本能ではないという方面からの)を読んでいます。

 わが子を可愛いと思えない。子育ては母親のしごとだとは思わない。
一人一人を「個」としてみれば、それは当然そういった否定的な側面が多く出てくるでしょうし、それが大多数になってくる可能性も否定できないことから考えれば、子育てのありかたも当然変わってくるべきなのだろうと思います。

ただし、世代間連鎖の問題に関わっている身としては、眠っている母性はほとんどの場合、呼び覚ますことができると思います。
 子育ては、自分を投影して育てるのだから、子どもを受け入れられないというのは、自分の中の良い子でない部分を受け入れられないと言うことです。


 親が良い子でない自分を受け入れてもらえないで生きてきたということは、大人になるまでに、自分の中の「悪い子」フタをして、もう何でもないふりをして生きてきたのに、「悪い子」の部分を大写しにした「子ども」が、またその傷をえぐるように目の前に見せつけてくれるのだから、「可愛いなどと思えない」というのは、当たり前のことだと思えないでしょうか?

 親から非情な仕打ちを受けた子どもほど、親を理想化すると言われます。あなたは「うちの親は理想的な親だ」と不自然に思っていないでしょうか。親だって人間なのだから、八つ当たりもするだろうし、手抜きもするはずです。そんなに完璧に「理想的な親」なんて、そうそういないものではないのですか?。

 自分をそのまま受け入れる、というのは、言葉では簡単だけれど、そうは問屋がおろしません。背後で牛耳っている存在があるからです。自分の内面に住み着いている「親像」という。

 この内なる親とどう折り合いをつけていくか。そこに、自然体で生きていくためのポイントがあるのかも知れません。

 

 

 

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