被虐待ネコと私
13.Bちゃん薬を飲む
2005/6/3(金) 午後 5:37
あれはいつ頃のことだっただろうか。Bちゃんが風邪を引いたようだったので、とりあえず人間の薬を少量飲ませてみようと思った。
たしか、顆粒状の薬にちょっと水を加えて頬に塗りつけて、飲み込ませようと思ったのだが、どうしても飲み込まずに、よだれで流してしまった。あまりに抵抗するので手を離したのだが、いつものタンスの上に上ると、舌を出したまま口をくちゃくちゃと動かしながら、よだれを垂れ流している。その時の私を見下ろす目といったら! ほとんど般若のように目がつり上がっていた。そして、そのくちゃくちゃは、ゆうに30分は続いたのである。ネコは執念深い?・・・うーん確かに・・・
しかたないので私は謝り続けた・・・「Bちゃんごめんよ。そんなに怒らないでよ、悪かったから・・」あまり許すようには見えなかったが・・・
Bちゃんは、とても表情のあるネコだった。見るたびに顔が違う。こういうのも珍しいと思うのだが、すごく美ネコに見えたり、非常にぶすネコに見えたり・・・百面相のようだった。前世は人間だったのかね。

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